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群馬からは以上です

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お弁当、それは担当者の苦悩が垣間見えるもの。

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お昼にお弁当を買いました。
おーいお茶が70円と安かったので、ペットボトルのお茶も買いました。

家に帰り、テーブルにお弁当とお茶を並べるとあることに気づきました。

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「会議室で配られるお弁当セットっぽいな〜」と。

以前、会社勤めをしていたときの話です。
2つ目の会社で、主幹のご指名がありISO取得のチームに配属されました。
一番年下だったので、会議室の手配やお弁当の手配を押し付けら・・・任されていました。

 その当時、21歳なので主幹(63歳)や支店長のおじさん(58歳)の好みなんてわかりません。

魚よりお肉が食べたかったあの頃の私。
私は、なんの疑問もなくお肉のお弁当(しかもチキン竜田!)を頼みました。
一度内容と金額を精査するために事務員さんを通して注文するのですが、事務員さんに何故そのお弁当を注文するのか言うのを忘れ、そのままお弁当の注文をしてしまったのです!

あとでチームの先輩(女性)に「食べる人の年も考えないとね」と注意されましたが、あの時の正解はこのお弁当セットだったんだと気付きました。

このお弁当には煮物が入っていて、しいたけが入っていました。
しいたけと魚が入っているお弁当は会議用ではないでしょうか。
 おーいお茶という選択も間違いではない。

これが今最近よく見る600mlの増量麦茶だったら、知性を感じないでしょう。

知性を感じない以上に「同じ値段なら大きい方!」という担当者のケチ臭さまで垣間見えてしまいます。
ペットボトルのお茶ですら様々な葛藤がを繰り広げていることを忘れてはなりません。定価・500mlかそれ以下を目指します。

重要な取引先との会議で350mlの缶を出してしまった時には「ペットボトルも用意できないのか、この会社は」と取引が難航するかもしれません。
ジュースなんて買ったら反省文を書かされ、出向命令が出るかもしれません。

それくらいお弁当とジュース選びは重要で大変なのです。
新人にやらせる仕事じゃないし、任された新人はこの先の人生をかけてお弁当選びをしたほうがいいです。

別の日のお弁当

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今回は、酢豚春巻き中華弁当です。

飲み物はためしに600mlの麦茶を買ってみましたが、会議で出すとするとミスマッチ感がありますね。
運動会なら文句はない。

お弁当のパッケージは黒で高価なイメージですが、やはりこのボリュームは中堅社員(20代後半から30代後半まで)のお弁当でしょう。

上記のシニア層(50代・60代)にふるまうと、きっと春巻きを残すと思います。
28歳の私で全部食べきれず残しました。

お弁当選びって難しいですよね。
肉と魚をそれぞれ頼めば問題ないのですが、配る時に変な空気になってしまうので担当者としてはどちらかに統一したいです。

 

これからも会議室っぽいお弁当セットの写真集めに精を出したいと思います。

余談ですが、栃木の地域の集まりだと、お弁当プラス関東レモンが配られます。
一番邪道ですが、栃木ではこれが当たり前でした。